森崎日記

読書メーターから来ました

漫画

石ノ森章太郎のマンガ家入門 (秋田文庫) 感想

漫画における各コマや展開の解説が、一作まるごとで行われているので漫画読解に滅茶苦茶役立つ。 あとがきの所で、漫画を描くという行為は趣味としては最高だが、漫画家になってしまったら、売れたとしても売れなかったとしても、良い事は何も無いから漫画家…

天雷様と人間のへそ―平庫ワカ初期作品集― (BRIDGE COMICS)

すげー表現力。言っている事も良いし最高だ。人間は生きる事に執着し過ぎるから死にたくなるのだ、考え過ぎなのだ。苦しいが、生きねば。 天雷様と人間のへそ―平庫ワカ初期作品集― (BRIDGE COMICS) 作者:平庫 ワカ KADOKAWA Amazon

マイ・ブロークン・マリコ (BRIDGE COMICS) 感想

疾走感と全てのコマに意味がある感じが凄かった。 マイ・ブロークン・マリコ (BRIDGE COMICS) 作者:平庫 ワカ KADOKAWA Amazon

67歳の新人 ハン角斉短編集 (ビッグコミックス) 感想

早くにデビューできたとしても、還暦まで漫画家を続けられる人間はほんの一握りという世界の中で、還暦を超えてからデビューしたというのは異例の快挙だと言っていいと思う。 題材や思考はどれも下品で仕方が無いものばかりだったが、強烈な生命力や個性を感…

ハイパーインフレーション  感想

尋常じゃなく面白い。ページをめくる毎に発想や展開が切り替わってくるため白熱しながら読ませられると同時に、話の中で常にギャグが詰め込まれ続けており、それが滅茶苦茶面白いためずっと足をジタバタさせながら読んでいるという初めての体験。 古典的な漫…

物語論 (講談社現代新書)  感想

物語論 (講談社現代新書) 作者:木村 俊介 講談社 Amazon 荒木先生が一日1~2食で、週休2日ペースで作業しているってマジだったんだ。荒木先生にとって漫画を描くというのは日記を書くことに近く、それはその時考えたことをアドリブで描くジャズみたいなもので…

手塚治虫のマンガの教科書―マンガの描き方とその技法 感想

P.135〜の「4コマがつくれればどんな漫画でも描ける」って本当なんだろうか P.245で博士号取得者の手塚治虫が、「アシスタントになるにしても、学校は、なるべく高いところまで進むべきだ。漫画以外の教養や知識が、最後にものを言う。また、ふだんの勉強も…

ゆるキャン△1巻 感想

終始牧歌的な雰囲気だったので、読んでいる間とても心地よい気分になれました。 ゆるキャン△ 1巻 (まんがタイムKRコミックス) 作者:あfろ 芳文社 Amazon

「ゴクジョッ。 1 ~極楽院女子高寮物語~」感想

女子校が舞台のでんじゃらすじーさんという感じでした。 ゴクジョッ。 〜極楽院女子高寮物語〜 1 ゴクジョッ。 ~極楽院女子高寮物語~ (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:宮崎摩耶 集英社 Amazon

heisoku「ご飯は私を裏切らない」感想

一人で独特の言葉をグルグルさせていく感じが気持ち良い。主人公の悩みや上手くいかなさがかなり生々しかったりと、リアリティがあってかなり暗い世界観なんだけど、主人公が終始どこか前向きなのが良い。食事は本当に大事。 第5話 P.51~ カレーと肉じゃがの…