森崎日記

読書メーターから来ました

百合

今日はまだフツーになれない (百合姫コミックス) 感想

普通とは違う生き方をする高橋と山下が、自分と社会のズレに直面する度にお互いがお互いの大切さに気づいていく姿が素晴らし過ぎました。 個人的には高校の同窓会で覚えた疎外感を高橋が山下に話す回が、山下の高橋への強い気持ちや二人で社会から外れた人生…

はやて×ブレード 1 (ヤングジャンプコミックス)

はやて×ブレードは努力する描写が多い割に作品における強さの序列が変わる事は最初から最後まで殆ど無いんだけど、どのキャラクターも活き活きと毎日を送っており、多分人生において本当に大事な事が描いてある。 はやて×ブレード 1 (ヤングジャンプコミック…

Roid-ロイド-1 (百合姫コミックス) 感想

人間の自我がコピーされたアンドロイドが、人間とAIとの間で揺れるアイデンティティに苦悩したり、オリジナルに嫉妬したりされたりする、というのがとても良かった。 Roid-ロイド-: 1 (百合姫コミックス) 作者:しろし 一迅社 Amazon

お姫様のお姫様 1  感想

漫画全体のテンポが小気味良く、ギャグや小ネタの挟み方が秀逸で滅茶苦茶面白い。 絵が滅茶苦茶上手いんだけど、癖の強い絵柄をしていて、それがこの作品の中毒性に繋がっている。ギャグ漫画の面白さと作品の絵柄ってかなり強く結びついているんだなと感じた…

Candy boy 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ) 感想

奏の視点をより深く掘り下げた心理描写や、サイドストーリー編での咲夜が主役の話など、本編でやるべきだったけどやれなかった事をやり切っていて凄い。本編も含めCandy☆boyは、日常描写の質感だけで最後まで走り切っているのが凄まじい。 コミックに続いて…

はやて×ブレード 18 (ヤングジャンプコミックス) 感想

はやて×ブレードの凄さは、仮にこのコンビが他の百合作品に存在していたら、作品内で一番人気のカップリング(ストライクウィッチーズにおけるエイラーニャのような存在)になれていそうだなと思うようなコンビがゴロゴロ存在しているところにある。 しかし…

少女² 完全版 (百合姫コミックス) 感想

未幡先生の描ける百合の引き出しの多さに驚きます。中でも7つ目の話のような、話に大きな展開があるわけではなく二人にとっての日常がただ流れている様子が丁寧に描写されている百合作品が本当に好きです。 少女² 完全版【カラーイラスト特典付】 (百合姫コ…